畑に行くとほとんど毎日のように、ネットで囲ったスペースにスズメやカワラヒワが入って逃げまどっています。
そして、最終的にはネットの網の目から出て行きます。
野鳥は地面に降りて開けてあるネットの下から入るのですが、私達が近づくと驚いて飛び立ち上から逃げようとします。
小さな鳥たちはネットにぶつかりながらも、そのうち逃げ出します。
しかし、大きなヒヨドリやツグミの類は飛び立つとネットの隙間からは出られません。
画面をスマホで見ていた時はヒヨドリに見えましたが、パソコンで確認したら模様がツグミのようです。
アチコチ飛び回りネットにぶつかりながら、そのうち疲れて地面に落ちてネットの下から出て行きます。
ネットの下から入ったなら下から出て行く知恵があれば良いのですが、そこまでの知恵は無いようですね。
それに比べると、犬はもう少し知恵が働くようです。
昔、私がドッグショーに参加し始めた頃に経験したことですが、普段はエルフと言う名前のゴールデンレトリバーで参加していました。
娘もジュニアハンドリングコンペティションにエルフで参加していました。
同じ時間に開催されエルフで参加できない時は、私はエルフの母犬のモカで参加したことがあります。
エルフはコハクと同じようにショーで走る事が楽しくて仕方ない子でしたが、モカはどちらかと言えば観客席で妻と一緒に観戦する方が好きだったようです。
なので私と一緒にリンクに入って行っても出来れば外に出たい素振りも見せてました。
ショーのリンクには入口と出口が別々にあります。
さすがにそこまでは分からないようで、モカは入って来た入口へ私を連れて行こうとしていたのを思い出します。
結局モカはショーへ行くのは好きでしたが、車酔いもするし走るのが好きそうではなかったこともあり、参加しなくなりました。
走るのが嫌と感じることは他にもありました。
以前バイクで散歩していた時期があります。
エルフはエンジンをかけるとい一緒にに走りたくてジタバタしていましたが、モカはスクーターのステップに足を乗せてタンデム(二人乗り又はニケツ)しようと言ってました。
そんな楽しい思い出も今はコハクとイブキに受け継がれ、今も継続しています。
これは最初に我が家に来た「モカ」が私達にとって素晴らしい犬だったからだと思っています。
もしも自分たちが考えていたゴールデンレトリバーの性格と大きく違い、一緒に暮らすのに負担になるなら、次は無かったはずです。
私たち家族が考えていた以上に楽しい時間が次のゴールデンレトリバー、ひいては今のコハクとイブキへと繋がって来たんだと思います。
こんな性格をこれからもゴールデンレトリバーと言う犬種が引き継いでいって欲しいものです。
その中でも「モカ」と「エルフ」のように性格や好みが違う個体差は出て来るのですから、複数と同時に暮らすのも、なお楽しいと思っています。
里山の風景をゆっくり見てください。 ↓ ↓ ↓
ケガしないように ゆっくり逃げてね。