時々コハクとイブキに会いに来てくれる方(ピアノのお姉さん)が、私の母の為にピアノを演奏してくださいました。
以前の演奏会での曲を、プレミア公開やライブ配信時の最後にダニーボーイを流していますが、今回は母も生の演奏を聴く事が出来ました。
コハクとイブキに会いに来てくれた時に、事務所や畑で電子ピアノを弾いてくれることもあるのですが、たまたま母とお姉さんが一緒になり、女子寮(鶏小屋)の前で何曲か電子ピアノを母の為に演奏してくれました。
母がそれに感激したのは当然で、何度もお礼を言って音楽の話に花が咲いていたようです。
若い頃から音楽が好きで、私が子供の頃からクラシックのLPレコードが多数ありました。
演奏会へ何度も行ったりした若い頃だったそうです。
お姉さんは今年も演奏会を考えていたので、そこに父母を連れて行こうと思っていたのですが、今年はコロナ禍での多数のお客様を集めての演奏に不安を感じて断念されました。
それでも母のためにとホールを借りていただき、私にこっそり母を連れて来て欲しいとお話を頂いたのは約2か月前。
母には内緒で相談し、少し前に当日は畑に行こうと外出を約束をしてありました。
畑に行く前にちょっと寄るところがあると言って会場の前まで来た時点で、ピアノの音が聞こえてきて、何となくは気が付いたようでした。
中からお姉さんが出てきて会場へ入ってびっくり。
他に観客がいない事に驚いたそうです。
音楽が好きな母のためにと時間を作ってくれた優しい女性は、今は私の知人ではありますが元はと言えば、コハクとイブキに会いに来てくれた方です。
ご近所を散歩している時に出会うゴールデンレトリバーの男の子の名前で検索してIBUKI KOHAKUの動画がユーチューブででたそうです。
きっかけは動画でしたが、こうして母の為に演奏していただいた事に人との出会いは不思議だと感じます。
30分程の時間を楽しんだ母と、お姉さんと記念写真を撮り終えた時に母の目には涙が溜まっていました。
ある方から「親孝行出来たね」と喜んでいただきましたが、私の親孝行と言うよりコハクとイブキが私にくれたプレゼントで、それこそ私に対する親孝行だった気もします。
結果として母を喜ばせる事が出来たのはピアノのお姉さん、コハクとイブキに感謝です。
世界中のどんなプロの演奏家もこの日のお姉さんの演奏以上の感動を母に与えられないでしょう。
そしてそんな機会は普通は無いはずです。
私と妻もとても豊かな時間を楽しみました。
勿論ジイチャン(父)も。
撮影と動画公開に当たり会場主様とお姉さまには了解を得ました。
新型コロナウイルス問題が落ち着き、お客さまを入れて演奏会が安心して出来るようになる日が待ち遠しく感じます。
追伸 お姉さんは会場へコハクとイブキが入れるように交渉をしてくださいましたが、盲導犬や介助犬でもないので、さすがに無理だったと残念がっておられました。
会場の責任者の方からも、丁寧にその件についてのご説明いただきました。
演奏曲
2)月光 ドビュッシー作曲
4)別れの曲 ショパン作曲
5)ムーンリバー ヘンリー・マンシーニ作曲
6)アメイジンググレイス 作者不詳
7)ダニーボーイ アイルランド民謡
ピアノの演奏会
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