2022年6月7日午前10時10分にイブキが永眠いたしました。
皆様にはとても可愛がっていただきありがとうございました。
左からコハク、ビス、イブキ。
昨年の秋くらいから耳も聞こえにくく成ったり、後ろ脚も弱くなるなどの老化現象とも思える症状が増えてきていました。
血液検査でも特にすごく悪い数値が出るわけでもなく、しかし平均値からは外れた項目が複数あったりしてました。
先日も2軒の獣医さんで意見をお聴きしましたが同じような見立てで投薬での様子見でした。
以前から時々薬を使って体調を維持してきていましたが、ここ半月はそれも限界が来たようで、投薬の効果が薄れてきて昨日の夜には再び食べなくなり、今朝眠るように永眠いたしました。
枕元には姉のコハクと娘のビスが見守る中、最後はコハクの顔をじっと見つめてから私たち夫婦の方を見てから逝きました。
コハクとイブキ。(2017年 千本松原にて)
つい二日前の日曜日にはひ孫のひなたちゃんや、妹のさくらちゃん、娘のビス、お友達の若いパピーのふくまる君にも会えて元気に美味しそうにオヤツを食べていたのが目に焼き付いています。
動画に写るイブキは月曜日の午後8時半くらいです。
この後は自宅に入りゆっくり横になり、酸素発生器で吸入もしてました。
既にその時には何も口にしなくなり、よって薬も飲ませるのは控えました。
そのまま朝を迎え午前4時を過ぎて明るくなった頃に外に出たいと言うのでコハクとビスが居る場所に出したところ、一緒に寝てました。
室内にもエアコンを入れていましたが、外の方が涼しかったのかもしれません。
それかコハクとビスにお別れをしていたかも知れません。
そして午前9時ごろ姿が見えない事に気が付き庭に出ると、暑い時に入っていたサンルームの床下で寝ていたので、再び室内へ入れて様子を見ていました。
その後は自分で立つこともできず頭も上がらないまま最期を迎えました。
本来このような寂しい経過をお知らせすることは好みませんが、可愛がっていただいていた方の中には、最後も知りたいと言うお言葉を以前から頂いていたので、ご報告としてお知らせさせていただきました。
長期間ご覧いただいている方には弱って行くイブキの様子をお見せしてしまい申し訳ありませんでした。
我が家にはイブキの12歳よりも更に1歳高齢の13歳のコハクが居ます。
近い将来コハクにも同じような報告が出るでしょう。
でも生後5か月のふくまる君や生後10か月のひなたちゃんが遊びに来てくれます。
ひなたちゃんはイブキのひ孫ですし、我が家で預かっているビスはイブキの娘です。
世代交代。
イブキの生きた証が若い子たちに受け継がれて行くでしょう。
娘のビスにKissされるイブキ。
コハクは子供を残せませんでしたが弟のイブキの子孫に託してきっと安心してるはずです。
今までイブキを可愛がっていただいた皆様、会いにに来てくれた方も遠方で会いに来る事が出来なかった方も、本当にありがとうございました。
みんなで車で仕事場へ行ってました。(2022年5月)
左からコハク、ビス、イブキ。
私にとってはイブキは最高のゴールデンレトリバーです。
今日だけ自慢させてください。
優しい性格はこの上ないくらいだし、ドッグショーでも私のハンドリングで初めてJKCチャンピオンになってくれました。
チャンピオンになる前にはチャンピオン4頭に勝ってオーバースペシャルでグループセカンド迄上がってくれたこともありました。
ドッグショー会場でトリミング中のイブキ。(2017年ジャパンインタードッグショー)
一番左がイブキ。(2012年ジャパンインタードッグショー)
クラス ファースト(2012年ジャパンインタードッグショー)
どんな小さな生き物にも優しく、ヒヨコにも背中を貸したり、顔をつつかれても1度も怒る事はありませんでした。
コハクがくくり罠にかかり悲鳴を上げたのを聞くや、それは恐ろしい唸り声をあげてコハクを助けに走りました。
優しくて賢くて先の読める犬でした。
そう、犬なんです。
「また次も我が家に来てね」とは私は言いません。
次は人間に生れてきて欲しいです。
そのために我が家で12年間暮らしたんだと思います。
人の事をしっかり学んで既に言葉もかなり知ってるはずです。
皆様とはこれでお別れになりますが、まだ少しイブキの写った動画も残っていますので、これからも時々はイブキに会ってやってください。
これまで色々お世話になりありがとうございました。
里山の風景
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