ここ最近1年ほど時々同じ夢を観る事がありました。
暗いどこかの場所で耳が遠くなったコハクは、私が一生懸命呼んでいるのに勝手に光のカーテンの向こうへと進んで行ってしまいます。
そこにはイブキや他の我が家で暮らした子たちの姿も見えてその意味は漠然と分かる状況です。
少しづつコハクの耳が遠くなったのは、私が最後に呼び止めるのを振り切るためなのかと思い始めていました。
でも違いました。
コハクはここ最近は割と小さな音にも反応するようになり、昔のように部屋に入って声をかけると寝ていても頭を上げてこちらを見るように戻っていました。
前日から食べる事が出来なくなっていたコハクは2023年4月28日の午前2時15分頃に容体が悪くなり、呼吸が乱れて最後の時を迎えてしまいました。
前夜に飲んだ甘酒が最後に口にした美味しいものです。
呼吸が止まり心臓が弱くなる中、私と妻の呼びかけにしっかり目を見開いて力が抜けるように旅立ちました。
皆様には沢山沢山可愛がっていただき、美味しいプレゼントを沢山沢山食べて本当に幸せな子でした。
皆様に遊びに来て頂いた時に元気に走る姿をご覧いただく事は出来なくなりましたが、過去何年分の動画でこれからも会えます。
早く朝ご飯を食べようと台所へ行って鍋の中を覗き込んでいるかもしれません。
もう何でもできます。
最後には歩けなくなっていたコハクは、今は私の横で散歩に行こうと催促しているはずです。
私達集団の先頭を尻尾を潜望鏡のように高々と上げて歩けるコハクの復活です。
今日はこれから事務所へ行ってアンジーを散歩させますが、絶対にコハクもついて来てくれるはずです。
そしてそこには昨年6月7日に亡くなった弟のイブキもコハクのサポートで来てくれているはずです。
暫くはコハクとイブキ+アンジーでの散歩になるでしょう。
虹の橋の袂へ旅立ちはしますが、コハク達はきっと橋を渡らずに私が行くのを待っていてくれるはずです。
沢山の幸せを私たち家族に与えてくれたコハクです。
首輪やリードは持たせないつもりです。
次は犬ではなく人間に生れてきて欲しいです。
そのための準備で人間社会の事を学ぶための14年間ではなかったかと思います。
一昨日には共に暮らしたビスが8頭の子供を生んだ報告もコハクに出来ました。
写真と動画を見せましたが、コハクはあまりテレビは認識しません。
でも子犬の可愛い声には反応していました。
最後に少しだけ自慢させてください。
コハクは強い子でした。
2歳の時に一度は止まった心臓で14歳まで頑張り私の人生で一番つらかった時期にも私に寄り添い励まし続けて今に至ります。
2015年にはFCIジャパンイナタ-ナショナルドッグショーでは牝の日本一も経験させてくれました。
小さな生き物たちにも優しくヒヨコたちも2度育ててます。
ニワトリに育ってからも一度も攻撃することなく仲良く過ごせ、他のワンちゃんから攻撃されても反撃することも無くイブキと同じく本当に平和主義者でした。
この動画チャンネルの「IBUKI KOHAKU」はコハクとイブキは居無くなりましたが、過去にさかのぼれば沢山のコハクとイブキに会えます。
コハク(左)とイブキ(右)。
近い将来コハクの姪っ子のビスが子供を連れて帰って来るはずです。
これからもタイトルは「IBUKI KOHAKU」で行くつもりです。
ただ少し時間をください。
また必ず戻って来ます。
長い間コハクを見守り可愛がってくださった皆様には感謝申し上げます。
全ての生き物ペットたちが健康で長生きできることを願っています。
里山の風景
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