カヤネズミが暮らしやすい場所はゴールデンレトリバーの遊び場所。
この耕作放棄地はカヤネズミの巣が見つかるのですが、見つかる場所にムラがあります。
以前から何人かでかなりの回数探していますが、複数見つかる場所と全く見つからない場所があります。
植生はほぼ同じなのに不思議に思っていました。
今回の積雪で気づいたことは「水没」です。
カヤネズミの巣が見つかる場所は今回の積雪からの雪解けでも水が溜まっていませんでした。
見つからない場所には水が溜まり完全に水没しています。
今日は水がたまった所は氷が張っています。
「カヤネズミの巣」と言いながらも私たちが見かけるカヤネズミの巣は子育てをする一時だけの住みかなので、それ以外の今の時期は土に穴を掘って巣にしているはずです。
以前見たテレビでも野火からの火災も土の穴に入りやり過ごしていました。
実際にこの場所も昨年の春に隣の田んぼから延焼して一面燃えてしまいました。
全滅も心配していましたが、隣の田んぼとの間の斜面と耕作放棄地の一部で子育ての巣が見つかりました。
斜面も当然水浸かりはなく、掘った穴に水が入らない場所が生息地に適しているのではないでしょうか。
人為的に生息に適した場所を作るのは意外と難しいものですが、この仮説をもとにカヤネズミの生息数を増やせるかやってみたいものです。
里山の風景
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