里山レトリバー

ゴールデンレトリバーのコハクとイブキと 大阪北摂の動物・植物など季節の移ろいを記録していきたいです



「どっから持ってきた!」目撃されなくても犯人に認定されたゴールデンレトリバー。

ここ何年も12歳のコハクと11歳のイブキの組み合わせで、落ち着いた散歩でした。

でも、ビスが来て我が家に新しい風と時間が流れ始めました。

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落ち着いたゆったりとした時間も良いですが、高齢化が進むと先細りで絶えるのを待つような時間になってしまいます。

残り少ないと思われる時間を少しでも長引かせようとか、時間の流れをゆっくりになってほしいとか考えるようになってました。

そんな時期に差し掛かってきた我が家にやって来た4歳のビスは、私達人間はもちろんコハクとイブキにも新鮮な家族です。

 

当初はコハクに体当たりしたり飛びついたり危なっかしい場面もありましたが、最近はコハクが高齢で体が弱いということがビスにも理解できたようで、体当たりはイブキにするようになりました。

しかも本日、昨日、一昨日と、コハクがビスに乗っかりマウンティングしてもビスは怒らず体も逃げずそのまま受け入れてます。

我が家にやって来て右も左もわからない9月はコハクのマウンティングを受け入れていたビスでしたが、少し環境になじんだ頃からはコハクがマウンティングをすると唸って怒って体をかわしてました。

 

それがここ数日 私が見ていない時でも(監視カメラ)コハクのマウンティングを受け入れ始めたのは、体の強い弱いだけの関係ではなく、常にコハクに絶対的優位性がある事を理解し始めたのかもしれません。

それは私のコハクを優位に扱う行動であり、コハクにマウンティングされても怒らないイブキの対応もビスの意識変化に影響したかもしれません。

そんな人間社会にも似た高齢者を敬うような対応がもしもビスに可能なら、体罰ではなく言い聞かせや行動を見せることで覚えてくれるはずです。

 

今回は私の口調に対するビスの行動で、私の言葉で怒られてることが理解できている場面を少し見てください。

犬とお暮しの方なら、「あ~~あるある」と特別珍しい事ではありませんが、映像に残せたのでしつけの参考にもなるはずです。

水汲みに出かけようかと思ってバケツを取りに入ると、人工芝の切れ端が落ちています。

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人工芝がはがされて落ちていました。

「誰がしたの?」

後の方に隠れるようにいるのはビス。

 

決めつけたらダメなのかもしれませんが、犯人は十中八九ビスです。

コハクとイブキはもう何年もこのようないたずらはやってません。

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それとビスの表情が「ばれた?私がやったんです」と言わんばかりに白状しています。

 

前回の軍手を食べたと「間違えた」時には、私が強い口調で叱っても私の顔をしっかり見て大きく尻尾振ってどこへも行きませんでしたが、我が家へ来た当初に魚肉ソーセージを荒らしたときや、レジ袋を引きづり下したときは、強い口調で話しながら顔を見ると、視線をそらし部屋から出て行ったり、壁にもたれて反対を向いたりしました。

今回も見ての通り、私が叱るとすたこらと部屋を出てしまい、ばつが悪そうです。

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それでもすぐに戻ってくるのは許してほしいからなんだと思います。

 

こんな場合は体罰は必要ないし、長時間叱る必要はありません。

一度や二度ではこのような悪さは無くならないと思いますが、今のビスは手の届く(口の届く)場所に魚肉ソーセージや蟹パンをレジ袋に入れて置いておいても荒らさなくなってます。

「猫を追うより皿を引け」ということわざもありますが、以前から我が家で、家族全員が出かけるときに、特に物を移動させたり隠したりしなくても大丈夫なんです。

最初からそうだったわけではありませんがいつの間にかそうなっています。

今回4歳で我が家にやって来たビスもコハクやイブキと同じように盗み食いはしなくなりそうです。

 

体罰の良し悪しはその子の年齢や感受性など、いろいろな条件があるとは思いますが、私は子犬に対しては親犬が行う程度の事は過去に何度もやってきました。

それによって信頼関係が崩れた事もありません。

 

しかし、イブキは何が原因だったかは忘れましたが、畑で私が強く言葉で怒っただけで、お堂へ向かう階段を登り山に逃げて呼んでも降りてこなくなりました。

コハクの前で叱ったのがプライドを傷付けたのか、私の声が大きくて嫌になったの定かではありません。

多分イブキから私が見える場所にはいると思ったので、あえて探さず畑仕事を済ませて、それでも降りてこなかったので、1時間後くらいに冷蔵庫の前に行きわざと何度も扉を開閉して魚肉ソーセージを取り出してバリバリ音を立てたら急いで降りてきました。

だからイブキには体罰は必要ないし、使えば心を傷つけるかもしれません。

 

でも今でもビスの飛びつき癖を治すために、飛びついた時に私の手のひらで鼻を押すように向うへ頭を突き飛ばしてます。

これで最近は私には飛びつかなくなってきましたが、まだまだお友達が来た時は平気で飛びついてます。

嬉しい時に「う~う~~」言いながら袖をかむ癖もあります。

子犬のような仕草は可愛いとも思いますが、飛びつかない、噛まないは人間社会で生きていくワンコには最低限必要だと私は思います。

大きな犬が飛びつくと子供さんやお年寄りは倒れて怪我をすることがあります。

ビスも4歳になってからでもまだまだいろいろ学習は出来るので、これもきっとやらなくなる日が来ると思ってます。

 

 

里山の風景

 

 

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