林の中を歩けば 野鳥の声や 田植えの準備で忙しく働く耕運機の音が春を告げています。
用水路沿いを散歩しています。
夜には蛙の合唱が聞こえるようになり、そのメンバーは日を追うごとに増えています。
田植えの始まるゴールデンウィーク頃には、大合唱団になりご近所さんがテレビの音が聞こえにくいと小言を言うほどになってるでしょう。
田んぼに水を入れ始めています。
もうじき 田植えが始まるでしょう。
山葡萄にも花芽が付いているのが確認できます。
山葡萄には雌雄があり、葡萄が出来るのは当然雌花なのですが、雄花が無くては実がつきません。 事務所下に植えてある山葡萄の木は3本。
友人が乗鞍のペンションに行った時に食べた山葡萄の種を持ち帰り、自宅で発芽させた苗木を3本頂いたものです。
沢山の種を発芽させても大半がオス木で一説には9対1でメス木はなかなか出ないと聞きました。
実際には? 友人が残した苗木の3本を事務所下へ。
食べた友人が4本。
違う友人宅へ3本。
花が咲くまで雌雄が分からないので、3人で分担して育てます。
合計10本を残していますが、メス木は事務所下に残した3本のうちの1本のそれだけでした。
まんざら9対1も嘘ではないようです。
メス木が無かった友人宅は育てるだけ無駄だったかと言えば、そうではなく事務所下のメス木があるので、枝を持ち帰り挿し木で増やせます。
メスと分かっている木があれば後は比較的簡単に増やす事が出来ます。
挿し木、取り木。
取り木は伸びた枝(蔓)を地面に導き、土に埋めておくと根っこが出て来ます。
又は枝の途中に濡れた水苔を巻き付けビニールで包み置いておくとこれも発根します。
最近ではハイブリッドと言う種を販売しているようで、雄花と雌花が両方咲くそうです。
この辺りには自生している山葡萄の木は見たことがありませんし、子供の頃から暮らす友人も山葡萄は無いと言っています。
でも不思議な事が以前にありました。
事務所下の山葡萄は過去に雌花は咲いたことが2シーズンありました。
そのうちの1シーズンは実が成ったんです。
雄花は咲いたことが無いのに。
実が成った年には少しでしたが、妻と一緒に食べる事が出来、種も残しました。
植えてみましたが発芽しなかったので、受粉せずに実が成ったのかも知れません。
(そんな事有るのか?)
雌花の咲いたもう1シーズンは花が咲いただけで実はなりませんでした。
少し調べたら近い種類の、エビヅルの花でも受粉できるとあったので、可能性を考えましたが、エビヅルは開花時期が山葡萄とは違うので可能性は低そうです。
自然は不思議な事がいっぱいです。
事務所下の山葡萄の花芽。花が咲くのが楽しみです。
火曜日は女子寮(鶏小屋)に卵は5個でしたが、月曜日は5羽の鶏女子で6個の卵がありました。
鶏女子は男子が居なくても卵は産みます。
今年の山葡萄は雄花も雌花も咲くでしょうか。
里山の風景
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