ゴールデンレトリバーへ実りの秋はサルナシとアケビ。
朝夕の散歩は1枚は羽織って出かけないと寒く感じるようになった10月。
日較差が大きくなるこの頃には野生の果実も熟し始めます。
手近なところにあるのはアケビ。
大きさはまちまちですが、大きなものは手のひらほどになりますが、大半は10センチx5センチほどです。
未熟なアケビは楕円の塊ですが、熟して食べごろになると口が開いて中の黒い種が縦に並んでいるのが見えてきます。
この種の周りに、うっすらと半透明のねばねばした液体というか、ジェル状のものが美味しいんです。
ものすごく甘いわけではありませんが、適度な甘さでその甘さも上品な和菓子に使いたくなるような甘さと言えばお判りでしょうか。
とにかく大人から子供さん迄喜んで食べる方が多いです。
なので、甘さに敏感なワンコたちも最初は何かわからず自分からは食べませんが、少し口に入れてあげると、その甘さに目覚めて次回からは催促するようになる子が多いです。
ビスも過去に何度かアケビは食べているので、少し口に入ると思い出したかのように食べてくれます。
イロハも今年何度か食べていますが、既に味を覚えたようで中身だけを食べてもっと欲しいといった感じです。
少し口が開いたくらいが食べごろで、完全に口が開いてしまうと野鳥や虫が先に食べてしまうので、できるだけ早く見つけるのが美味しいアケビを気持ちよく食べるポイントです。
野鳥がついばんだ跡が残る種を口に入れるのは気持ち悪い方も多いはずです。
私は気にしませんけどね。
今回は手の届く範囲に食べごろが無かったので、少し早いものを収穫して口を開いて食べましたが、結構おいしかったです。
サルナシは百日紅(サルスベリ)の仲間の木ですが、百日紅のような木にはなりにくく、蔓性の他の木に巻き付いて成長します。
実はキウイフルーツを小さくしてつるつるにした感じですが、かなり小さくて食べたり果実酒に漬けるにはかなりの数が必要です。
この辺りにはそれほど多くは収穫が見込めないので、私は少しだけ食べて毎年満足しています。
もう少し標高が高くて涼しい地域が繁茂するのに適しているようです。
サルナシは滅多に流通しませんが、道の駅などどこかで見かけたら一度口にしてみてください。
「まるでキウイフルーツやな」と思われるはずです。
アケビは時々スーパーや百貨店でも見かけるようになりましたが、中身を食べるより皮を料理に使うようです。
ピーマンの肉詰めのピーマンの部分にアケビの皮を使ったり、炒めたりするようです。
アケビやサルナシと言った野生種の果実も最近はネット通販で手に入れられるようになって便利ではありますが、やはり実際に実っているものを採って食べるのが季節感もあり最高の贅沢だと思います。
里山の風景
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